ジョージアの首相
ジョージアの首相が先日来日しました。麻生太郎や世耕弘成といった閣僚との面談のほか、ワイン展、フォーラムなどにも参加したようです。
首相の経歴みると、とりあえず若い。本当に若い。40歳くらいではないだろうか。
フランスのINSEADを卒業しているので相当なエリート人材っぽい。
ジョージアはコーカサスにある国の一つで、昔から物流の要衝、欧州とアジアの結節点なんて言われてる。
人口370万人くらい?なので割とコンパクトな国。ブロックチェーン技術を活用した土地の登記なども行なっているとのことで、IT技術を積極的に取り入れている。
英語が話せる人材も多い。IT関連の交流が今後増える見込みはあるのではないだろうか。
観光分野での日露経済交流促進
4/27にモスクワにて日露フォーラムが開催。
自民党の二階幹事長も参加され講演をしたほか、多くの企業、
特に観光分野の企業が訪露したと聞く。
これは良い兆候で、ロシア側は企業、政府関係者ともに
「ロシアに投資をしてくれ」「投資環境は整備している、投資案件情報も提供している。なぜ日本企業はロシアに投資しないのか?」といったスタンスで主張することが多い(とロシア歴10カ月くらいの私は認識してます)。
一方で、多くの日本企業、特に中小企業は「ロシア=ビジネスも国民性も怖そう」というイメージを持たれている印象。
実際のロシアは別の国(例えば中国やタイ、インドネシア、ベトナム等)と比較しても普通の国なんではないか、と思う。
お互いのイメージのギャップの解消のためにはまずは実際に行き来をして現地の人と交流することが重要。特にロシアは日本の隣国なのでもう少し正確に理解されてもいいのではないか、と考えるようになった今日この頃。理解促進をするためにも観光分野での交流促進がなされることは非常に良い流れだと思う。
毎日新聞関連記事URL:
【キルギス】キルギスの中国企業
グーグルアラートで「キルギス」と登録していたら届いたニュース。
http://www.epochtimes.jp/2018/04/32568.html
(以下記事とは関係なし)
キルギスは1月にUNIDO東京事務所が現地の投資庁?長官を招へいしセミナーを開催。その時には投資環境が整い電子政府化をすすめ汚職を無くそうと頑張っている印象だった。「中央アジアのスイス」から「中欧アジアのシンガポール」のポジションを狙う、という印象を受けた。
そしてキルギスが金の生産国であることや中国企業との問題を抱えていることを恥ずかしながらこのニュースで知った。
確かに外務省のキルギスの基礎データに関連情報がたくさん載っている。
「日本人とキルギス人は祖先が同じ。魚好きな人が日本に行って、肉好きな人がキルギスに行った」という話、真偽不明だが結構好きなエピソード。
【ロシア】クレムリンのウェブサイト
ウラジオストクの東方経済フォーラム
今年9月にウラジオストクで東方経済フォーラムが開催されましたね。
第3回目で参加者は前回も大幅に増えた6,000人程度みたいです。
安倍総理も参加、全体会合や首脳会談をされたようです。
スピーチは官邸のサイトから確認可能。
http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/statement/2017/0907eef.html
ロシアの政治経済界要人も沢山参加したようで、日本からも多くのビジネスマンが参加しました。
日露の経済協力は少しずつ前進しているようです。
今後も8つの項目に関連する協力が増えていくことでしょう。
Eightの使い心地に関して
Eight、非常に使い勝手の良いものだと思っていました。というか使い勝手は良いものです。
しっかりと名刺に下線を引いたりマーカーで企業名や人物名の名前をチェックしておけば、ちゃんと企業名、役職、名前を間違いなく入力してくれていました。
国外(ポーランド)に引っ越してからも名刺管理アプリとしてEightを使っていますが、正直、実用できるレベルではありません。
名前と企業名を認識してくれません。役職も認識してくれません。
ポーランド語の名刺は仕方がないと思いますが、英語の名刺もはずれ率はかなり高い気がします。
企業名に名前が入力されたり、名前に企業名を書かれたり、企業名を空欄にされたりします。そもそもポーランド企業の名刺の形式が若干日本と異なることにも原因があるのですが。
名刺交換ではなくLinkedinや他の連絡先交換方法が発達することを切に願います。
「日本・ポーランド関係史」を読みました
ようやく標記の本を読み終わりました。
この本には1904年~1945年のポーランド・日本の関係について詳細が書かれています。
日露戦争の際にはロシアという共通の敵(?)がいて遠く離れたポーランドと日本がひそかに協力していたこと、第二次世界大戦時にはドイツ、ソ連の軍事情報収集など含めた諜報活動をポーランド人と協力して行っていたことが印象に残りました。
また、リトアニア・カウナスに居た杉原千畝が東京の外務省本省の命令に背いて、ポーランドから来るユダヤ人難民を救った点についても詳細に記載されています。
※この本は網羅的に記述があり、恐らく杉原夫人の書かれた本の方が杉原千畝氏の行った活動について詳細に書かれていると思います。
100年以上前から日本とポーランドは、協力してお互いの国の発展を進めてきたという事実を踏まえて、日々の仕事を頑張ります。